地域の未来を豊かにするためのインパクトを作り出すには、金融機関が主体となり社会課題を解決する企業のサポートや、企業と地域の人々を繋ぐコミュニティの創出が必要であると考えています。
インパクト志向金融宣言が、多くの金融機関がそれぞれの地域でこのような金融行動を起こす原動力となるものとして運営に参画して参ります。
「リレーションシップバンキングのその先にインパクトの創出がある」と静岡銀行は捉えており、インパクト投資の中でも、特に中小企業(SME)間接金融の分野を先導するべく取組んでいきます。ポジティブインパクトのみならず、ネガティブインパクトを低減することにも着目し、地域のSDGsをポジティブ・インパクト・ファイナンスを通じ実現していきます。
金融機関がインパクトという新たな軸を持ち投融資を推進することは、よりよい未来を創るための大きな後押しになると考えています。新生銀行グループは、志を同じくする署名機関のみなさまと協働し、これまで推進してきたサステナブルインパクトの取り組みを一段と深化させるとともに、インパクト志向金融の発展に取り組んでまいります。
持続可能な社会の実現に向けて、環境・社会課題解決の重要性が高まるばかりの昨今、金融機関としてインパクト志向を持ち、個々の投融資において実践することが益々求められていると感じています。そのベースとなる考え方や具体的なあるべき実践について、皆さんと議論を重ねて道標を立てることに寄与できればと考えています。
インパクト志向金融宣言とその活動は、新たな時代の要請である環境・社会価値と企業価値の両立の実現に必要な取り組みであり、参画されている皆さまとインパクト志向の投融資の拡大に努めて参りたいと思います。
インパクト志向金融宣言とその活動が始まった2021年は、後年、日本のインパクファイナンス元年と呼ばれるでしょう。金融の業態を跨いでIMMの理念を横串で浸透させる本宣言の理念は、世界を先駆けたものでもあります。様々な課題はありますが、今後の市場発展の礎作りに貢献して参りたいと思います。
投資によるインパクト測定およびマネジメントプロセスを高度化し、責任ある受託者としての投資行動を推進していくことで「安心・豊かな社会」に繋がると考えています。他の署名機関と協働してインパクト志向の投融資発展に向けた活動を推進し、幅広いステークホルダーと共に環境・社会課題の解決を目指してまいります。
インパクト志向金融宣言は、金融の役割を再定義する上で重要な取り組みだと信じており、周囲からの期待も非常に感じております。ベンチャーキャピタルという立場から、地球と人類の課題解決を目指すスタートアップのエコシステム形成、更には日本のインパクト投資業界の発展と世界的プレゼンス向上に貢献して参りたいと思います。
「私たちには明確なアイデンティティがある」、「よりよい未来を目指す」ことがよりどころとなり、自分事としてとらえることを大切にしています。マネジメントによるサポートのもと、インテンション(意図)をより深く自分事として捉え、インパクトに対する私たちの思いを多くのみなさんと共鳴(Resona)したいと強く思っています。